2011.10.26 Wednesday
ヨガ 〜神との合一〜
こんにちは。
今日はヨガの話しから始めたいと思います。 数年前からヨガブームで、健康のため、美容のため、 ダイエットのために、ヨガをされる方が増えていて、
「ヨガ」という言葉も市民権を得ました。
でも本来のヨガは、健康、美容、ダイエットが目的ではなく、
心の統一、神との合一、悟りが目的です。
その目的に向かう過程の中に、アーサナ(ポーズ)や呼吸法があり、
よく知られたポーズは、肉体や心の動きに感覚を研ぎ澄まし、
より自分の本性へと近づくためのものです。
ポーズの美しさを競うものではないことは言うまでもありません。 ヨガの教典である「ヨガ・スートラ」では、ヨガが目指す 悟りへと至る道程を「ヨガの八支則」としてまとめられていて、 ヨガを行う上での生活上のルールを始め、アーサナ、
気をコントロールすること、感情をコントロールすること、
集中すること、瞑想、至福の状態などの段階があります。
古代インドでは、「人間とは何か?」という問いから始まり、
自分自身の内面を探求し続けた多くの聖者のおかげで、
ヨガが生まれました。
単なる健康法にとどまらず、とても奥深いもので、人生をかけて 学び、実践していくものとなっています。
ヨガは「神との合一」が目的となっていますが、
そのためには私達はまず想念への捕らわれをなくし、
心の浄化をしなければ到達できません。
風がなければ、湖面に波が立たないので、 鏡のように風景をそのまま映し出すように、 心も曇りがとれて、心に波が立たなくなれば、 心に真の自分自身(真我)が映し出されるようになります。
それが真我との出会いです。 しかしヨガでは、それは通過点であり、
神との合一、宇宙との一体がその先にあると言います。
それは、あらゆるカルマを祓い、この肉体の死をも超越していく状態です。
小宇宙である真我と大宇宙が一つになるのです。
私達が宇宙と一つとなるために何が必要なのでしょうか?
それは、宇宙に普遍的にある「愛」が私達を繋げてくれます。
愛が2つのものを一つに繋ぎ、結びます。
宇宙には、本来当たり前のように愛があって、すべてを繋いでいます。
宇宙は愛でできているからです。
しかし、ここで言う「愛」は、私達が普段、恋人などに対して感じ、
使っている「愛」とは質が違って、「無条件の愛」と言われる質です。
私達は普段、宇宙の愛を感じられませんし、
すべてが繋がっているということも信じられません。
どちらかと言うと、二極性の世界ではすべてが分離しているように見え、
争いも絶えません。
私達はその幻想の中に生きています。
ヨガには「結ぶ」という意味もあり、この一見分離して見える世界を
繋いでくれ、二極性を超えて行くための道を示してくれているのだと思います。
私達はこのイルカやクジラから生き方を学ぶことで、 より早く愛の人となり、真我と出会い、大宇宙と一体になることができます。
愛の人となるのに、厳しい修行をするよりも、
愛の行為を真似て、実践して、人格を高める方が近道です。
本当の意味で自分自身を愛し、自分自身に対する尊敬の念、誇りを持ち、 自分自身に信頼を持つ生き方をします。
すると同時に、他者に対する感謝、敬意、信頼、思いやり、慈悲の心を 持つ生き方に自然になります。
そうすることで、早く、幸せな人生を引き寄せることができます。
12/17(土)から始まるdolphinist養成クラスは、6日間で、
私達の内面にある「男性意識」、「女性意識」を愛でもって1つに
統合させ、「イルカ意識」へと目覚めていくプログラムとなっています。 あなたの内面が結ばれ、愛が深まることで、現実において点と点が 繋がっていく体験をするでしょう。
「愛の行為とはどういうことか?」
あなたがそのことに気づき、深く目覚めることで、
早く愛の人となることができ、幸せを手にするでしょう。
そうした二極性を超えていく秘密をイルカたちから学んでいきましょう! Dolphinist Academy 小田原篤弘 |